はじめに
「自己破産をすると、もう一生クレジットカードは作れない。」
私自身も自己破産をした当時は、そのように考えていました。
しかし、信用回復に向けて一つひとつ利用実績を積み重ねた結果、自己破産後でも複数のクレジットカードの審査に通過することができました。
もちろん、自己破産をしたすべての方が同じように審査へ通るわけではありません。カード会社ごとに審査基準は異なり、申込時の信用情報や収入、現在の支払い状況など、さまざまな要素を総合的に判断していると考えられます。
この記事では、私が自己破産後に実際に可決したクレジットカードを一覧でご紹介します。
また、それぞれのカードを取得した当時の状況や、審査に通るまでに意識したことについても、実体験をもとに詳しく解説します。
自己破産後に可決したカード一覧
| カード | 可決時期 | 利用枠 | 現在 |
|---|---|---|---|
| メルカード | 自己破産後約2年後 | 30万円〜50万円 | 解約済み |
| ペイディ | 自己破産約3年後 | 3万円 | 解約済み |
| ライフカードDP | 自己破産約3年後 | 10万円 | 通常ライフへ移行(解約) |
| ライフカード(N) | DPから移行 | 60万円 | 利用中(解約予定) |
| ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 約4年後 | ー | 解約済み |
| アメリカン・エキスプレス・グリーン | ANA AMEX取得半年後 | ー | 解約済み |
メルカード

ペイディリアルカード

ペイディのリアルカードですが、現在はサービを終了しています。
カードごとの取得時の状況
ここでは、私が自己破産後に実際に取得できたクレジットカードと、その当時の状況を簡単にご紹介します。
詳しい審査内容や申込時の状況については、それぞれの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
ライフカードDP

自己破産から約3年後、最初に取得できたクレジットカードがライフカードDPでした。
申込当時はCICに異動情報が15件ほど残っていましたが、自己破産者・金融ブラック者向けのデポジット型クレジットカードということもあり、利用可能枠10万円で可決しました。
私にとって信用回復の第一歩となったカードです。
ライフカード(通常カード)

ライフカードDPを遅延なく利用し続けた結果、通常のライフカードへの切り替え案内が届きました。
審査にも無事通過し、現在は通常のライフカードを利用しています。(解約予定)
デポジット型から通常カードへ移行できたことは、信用回復を実感した出来事の一つでした。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード

ライフカードで利用実績を積み重ねた後、ANAアメリカン・エキスプレス・カードへ申し込みました。
申込当時もCICには異動情報が残っていましたが、毎月遅延なく支払いを続けていたこともあり、無事に審査へ通過しました。
自己破産後にアメリカン・エキスプレスブランドのカードを取得できたことは、大きな自信につながりました。
アメリカン・エキスプレス・グリーン

以前、一度申し込んだ際は審査に通りませんでした。
その後、ANAアメリカン・エキスプレス・カードを約半年間遅延なく利用し、利用実績を積み重ねてから再度申し込みを行ったところ、今回は無事に可決しました。
この経験からも、現在の利用実績や返済状況は審査で評価される可能性があるのではないかと感じています。
可決したカードに共通していたこと
自己破産後に複数のクレジットカードへ可決した経験を振り返ると、いくつか共通していた点がありました。
もちろん、これらが審査通過の決め手だったと断言することはできません。しかし、信用回復に向けて意識してきたことが、現在の利用状況として評価された可能性はあると考えています。
支払い遅延をしなかった「$」
信用回復を目指すうえで最も意識したのが、支払いを一度も遅らせないことです。
クレジットカードだけでなく、メルペイスマート払い、ペイディ、携帯電話料金など、毎月の支払いは必ず期日どおりに行ってきました。
信用情報は一度傷が付くと回復まで非常に時間がかかるため、新たな延滞を作らないことを最優先にしていました。
一度支払い遅延を起こしてしまうとCICに「A」マークが記録されてしまいます。
「A」マークを押し出すには24回以上「$」マークを記録し続ける必要があります。
CICの「$」マークを積み重ねた

支払いを遅延なく続けた結果、CICには毎月「$」マークが記録されるようになりました。
「$」マークは、請求どおりに支払いが行われたことを示す記号です。
自己破産による異動情報が残っている間でも、現在はきちんと支払いを続けているという実績を積み重ねることは大切だと感じています。
新規申し込みを控えた
短期間に何枚もクレジットカードへ申し込むことは避けていました。
新しいカードが欲しくても焦って申し込まず、まずは現在利用しているカードの実績を積み重ねることを優先しました。
実際に、ANAアメリカン・エキスプレス・カードを取得した後は約半年間利用実績を作り、その後にアメリカン・エキスプレス・グリーンへ再挑戦しています。
利用実績を積み重ねた
カードを取得して終わりではなく、毎月適度に利用し、確実に返済を続けることを心掛けました。
ライフカードDP、ライフカード、ANAアメリカン・エキスプレス・カード、そしてメルペイスマート払いやペイディなど、それぞれで良好な利用実績を積み重ねたことが、その後の審査にも良い影響を与えた可能性があります。
あくまで私自身の体験です
ここでご紹介した内容は、あくまで私自身の体験をもとにした考えです。
クレジットカード会社の審査基準は公表されておらず、信用情報だけでなく、収入や勤務状況、現在の借入状況なども含めて総合的に判断されます。
そのため、同じような状況でも審査結果は人によって異なります。
しかし、自己破産後でも焦らずに利用実績を積み重ねていくことが、信用回復への近道になると私は実感しています。
まとめ
今回は、自己破産後に実際に可決したクレジットカードを、私自身の体験をもとにご紹介しました。
今回のポイントは以下のとおりです。
- 自己破産後でもクレジットカードを取得できる可能性はある
- 私はライフカードDP、ライフカード(N)、ANAアメリカン・エキスプレス・カード、アメリカン・エキスプレス・グリーンの審査に通過した
- 支払い遅延をせず、利用実績を積み重ねることを意識した
- CICには「$」マークを増やし、新規申し込みは必要最低限に抑えた
- 審査基準は公表されておらず、今回の内容はあくまで私自身の実体験である
自己破産をすると、「もう二度とクレジットカードは持てない」と考えてしまう方も少なくありません。
私自身も同じように思っていましたが、焦らず一つずつ信用を積み重ねていくことで、少しずつ状況は変わっていきました。
もちろん、同じ状況でも必ず審査に通るとは限りません。しかし、現在の支払い状況や利用実績は、審査で評価される可能性があると私は感じています。
これから自己破産後の信用回復を目指す方は、まずは毎月の支払いを確実に行い、良好な利用実績を積み重ねることを意識してみてください。
各カードの申し込み当時の状況や審査結果については、それぞれ詳しく記事にまとめていますので、気になるカードがあればぜひあわせてご覧ください。


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