はじめに

自己破産後、CICに異動情報が残っている状態でも、クレジットカードを作ることができるのか。
私自身、自己破産後にさまざまなクレジットカードへ申し込み、これまでに可決と否決の両方を経験してきました。
今回は、JCBカードSに申し込み、異動情報が残っている状態で可決した実体験をご紹介します。
この記事では、申し込み当時のCICの状況やクレヒス、審査結果、利用可能枠などについて詳しく解説します。
また、以前はJCBカードSに申し込んで否決された経験もあるため、以前の否決から今回の可決までに信用情報や利用実績がどのように変化したのかについても紹介していきます。
同じように自己破産後のクレジットカード申し込みを検討している方の参考になれば幸いです。
JCBカードSとは?
JCBカードSは、株式会社ジェーシービー(JCB)が直接発行するプロパーカードです。
プロパーカードとは、クレジットカード会社や国際ブランドが自社で発行するカードを指します。
JCBカードSは、JCBが展開する「JCB ORIGINAL SERIES」のカードで、JCBカードWやJCBゴールド、JCBプラチナなどと同じシリーズに位置付けられています。
年会費は永年無料で、国内外20万ヵ所以上で利用できる「JCBカードS 優待 クラブオフ」などの優待サービスも用意されています。
今回の記事では、そんなJCBのプロパーカードであるJCBカードSに、CICに異動情報が残っている状態で申し込んだ結果について、私自身の実体験を紹介します。
異動ありでも申し込みはできる?
CICに「異動」情報が登録されている状態でも、JCBカードSへの申し込み自体は可能です。
異動情報が登録されているからといって、申し込み画面で申し込みが制限されるわけではありません。
ただし、申し込みができることと、審査に通過することは別の話です。
JCBは入会審査について、申し込み時に申告した内容、個人信用情報機関に登録されている情報、そしてJCB独自の判定基準などを総合的に判断すると説明しています。
私自身も、CICに異動情報が残っている状態でJCBカードSに申し込みました。
そのため、今回は「異動がある状態でもJCBカードSに申し込めるのか」ではなく、「異動が残っている状態で、実際に審査に通過できたのか」がポイントになります。
ここからは、私がJCBカードSに申し込んだ当時の状況と、実際の審査結果について紹介します。
申し込み当時の状況
JCBカードSに申し込んだ当時も、CICには「異動」情報が残っている状態でした。
「楽天カード」の異動情報

自己破産後の信用情報が完全に回復したわけではなく、一般的に見ても決して良い状態とはいえません。
一方で、自己破産後からクレジットカードや後払いサービスを利用し、支払いを遅延しないようにしながら少しずつクレヒスを積み重ねていました。
申し込み当時の主な状況は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 自己破産からの経過 | 約6年 |
| CICの状況 | 異動情報あり「1件」 |
| 年収 | 500万円台 |
| 保有カード | 3枚 |
| クレヒス | 支払い遅延なしで利用実績あり |
| ペイディ | 利用実績あり |
| メルペイスマート払い | 利用実績あり |
また、JCBカードSに申し込む前には、リクルートカード(JCB)などのクレジットカードにも可決していました。
そのため、以前と比べると信用情報やクレヒスの状況には変化がありました。
CICの記録「リクルートカード(JCB)」

ただし、CICに異動情報が残っていることには変わりがなかったため、JCBカードSについては「本当に可決するのだろうか?」という不安もありました。
今回申し込んだJCBカードSは、JCBが直接発行するプロパーカードです。JCB公式でも年会費永年無料の「JCBの新しいスタンダードカード」として案内されています。
このような状況で申し込みを行った結果、審査はどうなったのか。
次に、実際の審査結果を紹介します。
審査結果
異動情報が残っているため、今回も審査に通過できるかどうかは分かりませんでした。
入会手続きを行なったのは2025年9月20日 23時30分

結果は翌日の9時11分に届きました。

CICに異動情報が残っている状態でJCBカードSに申し込んだ結果、審査は可決しました。
特にJCBカードSは、JCBが直接発行するプロパーカードです。
申し込み時は「異動が残っている状態では厳しいかもしれない」と考えていました。
しかし、実際に申し込んでみたところ、無事に審査に通過することができました。
今回の結果を整理すると、
CICに異動情報あり
↓
JCBカードSへ申し込み
↓
審査可決(リクルートカードでの可決実績あり)
という結果です。
私の場合は、異動情報が残っていた一方で、それまでにクレジットカードや後払いサービスで支払い実績、直近でのリクルートカードの可決もあります。
そのため、過去の信用情報だけではなく、申し込み時点の状況やこれまでの利用実績なども含めて総合的に判断された可能性があるのではないかと考えています。
ただし、これはあくまで私個人の例です。
「異動があってもJCBカードSなら可決する」という意味ではなく、異動情報が残っている私自身が実際に申し込んだところ、今回は可決したという一つの実例として紹介しています。
カード到着までの期間
可決メールから2日後に「カード発送予定日」のメールが届きました。

審査は無事に完了しましたが、カードが手元に届くまでは少し時間がかかりました。
私の場合、審査完了からカードを受け取るまで約1週間ほどでした。
そのため、申し込みからカード到着までを考えると、ある程度余裕を持って申し込んでおいた方がよいと思います。
今回のJCBカードSについては、
申し込み
↓
審査完了・可決
↓
カード発送
↓
約1週間でカード到着
という流れでした。
ただし、カードの到着までにかかる期間は、申し込み状況や発送状況などによって変わる可能性があります。
利用可能枠(限度額)
カードが到着した後、利用可能枠を確認しました。
今回発行されたJCBカードSの利用可能枠は、20万円でした。
既に発行されているリクルートカードと共有の枠になります。

今回のCIC開示結果を確認すると、JCBカードSの「極度額」は「NNNNN」と表示されています。
これは、JCBカードS単独の利用限度額が「無い」という意味ではありません。
私の場合、JCBカードSとリクルートカード(JCB)が共通枠となっているため、CICの開示情報では個別のカードごとの利用可能枠を確認することができず、「NNNNN」という表記になっています。
今回、JCBカードSに申し込んだ一番の理由は、「JCBカードS 優待 クラブオフ」の特典を利用したかったからです。
JCBカードSには、国内外のさまざまな施設やサービスを優待価格で利用できる「JCBカードS 優待 クラブオフ」が用意されています。
主な利用目的はTOHOシネマズやJINSでの優待利用になります。
今後はレジャー施設などの優待も利用できたらいいなと考えています。
なぜ可決したと考えられるか
今回、CICに異動情報が残っている状態でJCBカードSに可決した理由について、私なりに考察してみます。
ここで紹介する内容はあくまで私自身の推測です。
まず考えられるのが、これまでのクレヒスです。
自己破産後、ライフカードDP・ライフカード(N)・ANAアメリカン・エキスプレス・カード・アメリカン・エキスプレス・グリーンなどを利用し、それぞれ支払いを遅延することなく利用してきました。
さらに、ペイディではMacBook Airの24回払いを完済し、その後も再申し込みで可決しています。
そして、JCBカードSに申し込む直前には、リクルートカード(JCB)も可決していました。
そのため、以前と比べるとクレジットカードや後払いサービスの利用実績が増えており、信用情報における現在の支払い実績も積み重なっていました。
CICには異動情報が残っていましたが、過去の情報だけではなく、現在までの利用状況や支払い実績などを含めて総合的に判断された可能性があるのではないかと考えています。
ただし、JCBの審査基準は公表されていないため、「クレヒスがあったから可決した」と断定することはできません。
あくまで、私自身の信用情報と申し込み結果を比較したうえでの考察です。
リクルートカード(JCB)との違い
JCBカードSに申し込む前に、私はリクルートカード(JCB)にも申し込み、可決しています。
どちらもJCBブランドのクレジットカードですが、カードの位置付けには違いがあります。
JCBカードSは、JCBが直接発行するJCBのプロパーカードです。
一方、リクルートカード(JCB)は、リクルートとJCBが関係する提携カードです。
今回のJCBカードSへの申し込み時点では、すでにリクルートカード(JCB)で可決・発行された実績がありました。
そのため、
異動情報あり
↓
リクルートカード(JCB)可決
↓
JCBカードSへ申し込み
↓
JCBカードSも可決
という流れになりました。
同じJCBブランドのカードであっても、発行会社や審査方法などが異なるため、一方のカードに可決したからといって、もう一方も必ず可決するとは限りません。
今回の結果は、あくまで私自身の申し込み結果です。
現在の利用状況
JCBカードSは、サブカードになるのであまり使っていませんが、現在も時々利用しています。
しかし、カードが発行されたからといって、今後の審査や利用可能枠が保証されるわけではありません。
特に信用情報の回復を目指している場合は、カードを発行できたこと以上に、その後も支払いを遅延せず利用を続けることが重要だと考えています。
私自身も、今回のJCBカードSを新たなクレヒスの一つとして、今後も大切に利用していくつもりです。
まとめ
今回は、CICに異動情報が残っている状態でJCBカードSに申し込み、実際に可決した体験を紹介しました。
今回の結果をまとめると、
- CICには異動情報が残っていた(1件)
- 自己破産後に複数のカード・後払いサービスで利用実績を積み重ねていた
- リクルートカード(JCB)にも直前に可決していた
- その状態でJCBカードSに申し込み
- JCBカードSも審査に可決
- カード到着までは審査完了から約1週間だった
という結果になりました。
今回の経験から、CICに異動情報が残っているからといって、すべてのクレジットカードに申し込めないわけではないということを、自分自身の体験として確認できました。
ただし、これはあくまで私自身の一例です。
「異動があってもJCBカードSなら可決する」という意味ではなく、審査基準や審査結果は人によって異なります。
私の場合は、自己破産後にカードや後払いサービスを利用し、支払いを遅延しないようにしながらクレヒスを積み重ねてきました。
異動情報が残っている状態で申し込む場合は、焦って何度も申し込むのではなく、現在の信用情報やこれまでの利用実績などを確認したうえで、慎重に申し込むことが大切だと考えています。
この記事が、自己破産後のクレヒス回復を目指している方にとって、一つの実例として参考になれば幸いです。


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